Feminine vs Masculine…and?
仏語をやるにあたりきっと皆さんぶつかる「性別」。
え?「語学に性別?」と驚く人もいると思いますが、言語によっては
名詞が「女性(Feminine)」または「男性(Masculine)」か分かれています。
というわけで例えば主語も英語の「He」「She」に値する、
『il(イル)』や『elle(エル)』と行った具合に
性別がわかるようになっているのがフランス語です。
が、なんとここへきて【iel】(イエル?)という、上記の「どちらにも属さないもの」が現れ、
フランス語の辞書「ル・ロベール」がそのオンライン版に掲載するというニュースが流れました!
つまり、男性を表す『il』と女性を表す『elle』を組み合わせた単語【iel】という訳。
*興味ある方は「フランス語」「IEL」で検索するとニュースにたどり着くと思います。
もちろん、賛成反対いろいろと意見はあるようで、特に政治家の方が反発しているとか。
個人的には「言葉は文化」でもあり、また「変化していくもの」だと思うのではありますが、
この件に関してはなんとなくモヤモヤしたままでおります。
フランス語学習者からは「いっそ性別がなくなれば(学習が)楽になる!!!」という声もあるそうですが、
それはなんだか極端じゃないかしらん?
しつこいようだけど「言葉は文化」なのだから。
さて、しばらくはこの話題で「Apero」が盛り上がりそうです!
続きをお楽しみに!
今日の一言:「Apero」(アペロ)とは直訳すると「食前酒」、つまり「夕食前の一杯」ってこと。
これもまた、続きはそのうちに。