Life in Paris,  たれくまのつぶやき

フランスの病院。

オピタル。
英語で言うところの「ホスピタル」。
つまり「病院」。

パリに来てからと言うもの、

日本にいる時より、エジプトにいる時より

なぜか病院のお世話になっています。

ひとつには、もしかしたら「環境の変化」で「体も変化」。

ひとつには、もしかしたら「大人になって」「体も変化」。

ひとつには、もしかしたら「パリの空気」で「体が変化」。

とかくだらないこと書いていますが。


何が面倒って、日本のように

「ここが痛いから外科に行こう!」とか

「出来物ができたら皮膚科に行こう!」とか、

そう簡単ではないこと。


一部「総合病院」のような

「Medical Center」と呼ばれるところもありますが、

一般的には「まずはかかりつけ医へ」な訳です。

が、これが難しい。

自宅から近くて、できれば英語のできるお医者様なんて

「皆無」。

やっと見つけても「新規の患者さんは受けていない」と

とても申し訳なさそうに言われました。

よくよく聞いてみると、、、、

「政府のやり方に問題や不満が多くて、

かかりつけ医になりたがらない人が多い」

とのことでした。

単純に「やりたくない」と言うよりは

労働時間その他の問題で「できない」のだそう。

雰囲気的にはオーバーワーク。

どこの国もそうでしょうが、

税金などで賄われている部分に関しては、

政府は慎重にというか、シビアになるのでしょうね。

とはいえ、人間が生まれれば必ず必要になる、

「かかりつけ医」ならば、もう少し何か策があってもいいのにな、

と外野の私は思います。

何しろ、この「かかりつけ医」がいないだけで、

事故にあってもすぐにレントゲンを撮ってもらえず、

首にひどい痛みがあってもすぐに検査できず。

なかなか大変でした。

まぁ、私のフランス語が上達すれば問題なのでしょうけれど、

ただでさえ病院(お医者様)用語は難しいだろうし、

痛みや症状を正確に伝えるのは、日本語でも大変。

まだまだしばらくは、

「かかりつけ医を探す旅」

が続きそうです。

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『流しのOL』として日本を回遊しておりましたが、 なぜか中東へご縁の橋が掛かり気がついたら国外へ。 イエメンを皮切りにエジプトへと流れて行きました。 そしてふと気がついたら現在なぜかParis暮らし。