啓蟄。
何と読むか?
答えは「啓蟄=けいちつ」。
大地が暖まり冬眠から覚める時期。
二十四節気の第3なんだそうです。
「じゃあ、二十四節気ってなんだ?」
はあとの機会に譲るとして、
ともかく今日は啓蟄。
冬ごもりしていた虫たちが動き出すことから
春の季語でもあるそうで、
「この虫とやらは、人間でもあるな」と。
この時期、「サクラサク」のお知らせが
ひとつ、また一つと舞い込んで、
まさに「春本番」に向かっていく感がしています。
そんな私自身はどうか。
どうやら「冬眠の期間」が長すぎて、
まだまだちゃんと土の中から出切ってない。
そんな気がしています。
が、「出切ってない」だけで
「出ていく気はある」し「ちょっと出てる」
のも、また事実。
この2年は本当に「我慢」「忍耐」、
そして「待機」の時間であり、
生まれて初めてこんなに長い「待ち」時間。
毎年暖かくなると自動的に「春だ!」と
動き出してきていたはずなのに、
まさかこんな時間を過ごすとは夢にも。
人によってそれは毎年「啓蟄」だったり、
何かしらの周期があったり。
そして私のようにやむにやまれず、もきっとある。
時に焦ったり不安になったりするけれど、
「土の中にいるのだから!ぬくぬくしちゃおうぜ」と
時に、気分を変えることも必要なのかもです。
そんな訳で今日は啓蟄!(しつこい)
みなさん、少しずつ(季節だけじゃない、人生の)春を感じに
外へ出てまいりませう。