魚の日。
4月1日。
エイプリル・フール、
いわゆる「4月バカ」というのか。
ここフランスでは
「Poisson d’avril 」=『4月の魚』と呼ばれ、
ちょっとした「いたずら」をしちゃう日。
諸説ありますが、このエイプリル・フールは
「フランスが発祥」という話があったので調べて見たところ、
「16世紀ごろまでのフランスでは3月25日を元日とし
4月1日には新年をお祝いするため、
人々がプレゼントを交換しあうという慣わしがあった。」
というお話があり、そのため
『引き続きユニークな贈り物をする習慣が残った』
のではないか?というとのこと。
ではなぜ「4月の魚」なのか?ですが、
この時期は魚の産卵期にあたるため4月初旬からは禁漁になる。
その直前である4月1日、つまり最後の漁から
「手ぶらで戻ってきた漁師」をからかうため
川に魚を投げ込んだことが始まりだとかなんとか。
というわけでこの日、4月1日は友人の間で
ちょっとした「嘘」や「いたずら」をしあったり。
そんなジョークを楽しむ日になったようです。
ちなみに子供達は魚の絵をかき、その紙を切り取って
そぉっと誰かの背中に貼り付ける!
といういたずらをしちゃったりします。
4月にフランスを旅される方、
くれぐれも背中にご注意を!!
*写真はこの時期に出てくる魚型のチョコ。
パッケージもなかなかにセンスが効いていますね!